かもしか道具店
すりバチ 大きめ(白)
¥6,160(税込)
溝がなくてもしっかりすれる新しいすりバチ
溝がないのにしっかり素材がすれ、溝がないので洗うときとても簡単。そして溝がないので、すりたての素材とお野菜などを器のなかで直接和えてそのまま器として食卓へ。お料理の幅をさらに増やせる新しいすりバチです。
乳鉢で釉薬の色味を調整している時に閃きました!
製造中、釉薬の色味を決めるために、乳鉢を使って混色をするのですが、溝がないのに擦れることに気づき、それがすりバチの開発のヒントになりました。地元菰野町在住のフードコーディネーターさんと一緒に、使いやすいサイズ感や、重さ、形を決めました。
溝がないのにしっかり擦れて、素材が詰まることがありません。
道具としても、器としても。
潰す、和える、擦る、なんでもOK!!
すり鉢ってどんなイメージでしょうか?真っ先に思い浮かぶびは「ゴマをする調理器具」という方が多いのではないでしょうか?
そもそも持っていない方や、持っていても使い道があまりないという方も少なくないかと思います。
実はすり鉢は、ゴマ以外にも離乳食など様々な調理に使うことができます。
そんなすり鉢とは、そもそもどんなものなのか、使用方法や選ぶときのポイントをご紹介します。
最初にそもそも「すり鉢」とは何かをご紹介します。
すり鉢とは食材を細かくすりつぶして、粒子状やペースト状にするための鉢のことで、すりこぎと対で使われる調理器具です。
陶器でできているものがほとんどで、表面はガラス質の釉薬で覆われているため汚れの染み込みがありません。
原型は中国にあり、通常内側には櫛目という溝があり、これは日本で生まれたものです。
ちなみに火山のような円錐形の形を「すり鉢形」ということがあり、また「ゴマをする」という言葉は、すり鉢でゴマをすると鉢にこびりつくことから生まれた言葉という説があります。さらに「する」という言葉は賭けに負けるという縁起の悪い意味があるため、逆の「当たる」という言葉を使い「当たり鉢」「当たり棒」「当たりゴマ」という言い方もする場合もあります。
次はすり鉢の選び方をご紹介します。
すり鉢の大きさは号(あるいは寸)という単位になっており、大きい方が使い回しやすい場合が多いですが、少量用に小さいものも多数あります。
用途や人数によって使い分けるのもいいかもしれません。
選ぶ際には、下記を参考にしてみてください。
→用途:ゴマ、スパイス等の粒子状のものや離乳食など
→用途:少人数の和え物など
→人数:1~2人
→人数:3~4人
→人数:5~6人
→人数:5~6人
→業務用
基本的なすり鉢、すりこ木の使用方法をご紹介します。
まず滑り止めにするため、ふきんを濡らして絞りすり鉢の下に敷きます。
利き手ですりこ木の真ん中を握り、もう片方の手ですりこ木の上を押さえます。上を押さえてる方の手は前に押し、真ん中を手は横に動かすイメージで、円を描くように食材をすっていきます。
その他に固まったものをつぶす場合には「∞」の形に動かしたり、細かくする場合には三菱の形に動かす「三つ葉ずり」というのもあります。
この時のポイントは力入れるというよりは、すりこ木の重みを使い、てこの原理で利き手の方を回すイメージですっていきましょう。
すり鉢といえばゴマをする調理器具というイメージの方が多いかと思いますが、その他にも様々な使い道があります。次はその例をいくつかご紹介します。
離乳食を作るのにすり鉢を使うという方も意外に多いのではないでしょうか。
陶器のすり鉢はレンジで使用できるため、レンジで温めたてそのまますることも可能です。
小さめなすり鉢ならすり鉢のまま赤ちゃんに離乳食を食べさせることも可能です。
離乳食のために買うのは躊躇する方もいらっしゃるかと思いますが、ご紹介したように様々な使い道もあり、最初は離乳食用に小さなサイズから使ってみるのもいいかもしれません。
お茶っ葉をすり鉢ですりつぶしてお茶にすれば、お茶の栄養成分をまるごととることができます。健康を気にする方でこの方法でお茶を飲む方が増えているとのことです。
梅干しを調理する場合にすり鉢を使うのもオススメです。
梅干しを使ったタレを作る場合や和え物に梅干しを使う場合に、すり鉢ですりつぶしてそのまま調理できますし、こちらもすり鉢のまま食卓に出せるのでとても便利です。
いかがでしたでしょうか?「ゴマをする調理器具」という使い道があまりない最初のイメージとはだいぶ変化があったのではないでしょうか?
最近は見た目のおしゃれなすり鉢も増えてきて、食卓に出しても他の食器となんら遜色ない感じになってきているかと思います。
是非すり鉢を様々な場面で活用してみてください。
色は3色ですが、黒はツヤなし、藍と白はツヤありと釉薬の違いにより質感が異なります。