萬古焼の創始者

沼波弄山の生誕３００年を記念して

ばんこの里会館で開催している

「萬古焼の粋」。

好評につき開催期間が延長になったということで

この機会にお邪魔してきました。

 

 

 

「萬古不易　ばんこふえき」。

 

それはつまり

「いつの世までも栄える」という

創始者の想いが込められていると

いわれています。

 

３００年も前から

時代に合った「粋」を彩り

その歴史や魅力を重ねていった様子が

深い知識のない私たちにも

わかりやすく展示されています。

 

 

素人の私のココロを真っ先に奪ったのが

江戸時代の古萬古。

 

赤絵の図柄がまるで時代を感じさせない

これぞ粋の世界。

 

 

 

現代でも充分に利用したい

絵皿の数々。

色合いも素敵です。

 

 

 

 

 

 

銀彩の技巧をほどこした急須と湯飲みも

使いこなした感が

うっとりするほど

いい味を出しています。

 

 

 

 

そしてやっぱり目玉は

陶製キューピーちゃん。

時代と共に

萬古焼が人々の暮らしに

息づいてきたことを

感じさせます。

 

 

 

萬古焼のことはもちろん

その産地と歴史を紡いだ人や町の

魅力を一冊にまとめた

記念誌「ここはばんこ焼のまち！」

そして今回の企画展

「萬古焼の粋」の図録も発売中。

 

 

 

 

 

萬古焼の歴史と未来の世界を体感しに

是非お出かけくださいね。

３１年２月３日㈰まで開催中。

 

ばんこの里会館
〒510-0035　三重県四日市市陶栄町4番8号
TEL:059-330-2020

http://banko300.jpn.org/