三重県菰野町に窯を持つ山口陶器のブランド「かもしか道具店」

かもしか道具店

2018.8.28
やってみました、アレコレ

「やってみました、アレコレ」~三とく鍋と出会う~

さんとくなべ。

 

聞いたこともなかった、三とく鍋。

コレは、きっと

お料理上級者のお役立ちアイテムに違いない。

 

こりゃあ私には無縁のアイテム。

 

と、思っていた「三とく鍋」と出会いました。

 

ん?これは陶器版の蒸し器?!

 

・・・ではないようで。

 

煮る・焼く・蒸す。

ひとつで3つの得があるから三とく鍋。

らしい。

鍋で煮る、蓋で焼く、蒸し皿で蒸す。

なるほど。

 

まずは初級者の発想。

イモを蒸す!

 

そろそろ、

スーパーにサツマイモが並び始めました。

秋ですね。

サツマイモは我が家のおやつの定番。

 

ついでに夕飯の支度。

 

下のお鍋にはじゃがいもを忍ばせてみました。

じゃがいもが大きいと

上の蒸し皿がはまらないので要注意。

そして、

蒸しあがった蒸し皿はサイコーに熱いので

こちらの取り扱いも要注意。

 

その注意を怠るのは私くらいか!

失敬。

 

どちらも

ほっくほっくほくに蒸しあがりゴキゲン。

 

その勢いで

調子に乗ってみました。

 

ちょっと余りそうなレタスを大量に敷き詰めて

その上にこれまたちょっと余ったエノキを

ざくざくざく。

 

 

 

すでに容量オーバーな気もしますが

お構いナシ。

どんどん載せます。

 

最後に

昨日余った餃子のタネを

肉厚のちぐさピーマンに詰め込んで

ドーンと載せます。

 

 

 

蓋は閉まるのか?!

ちょっと不安になってきましたが

蒸せば縮む、

くらいは想像できます。

 

案外詰めても大丈夫なことがわかりました。

 

無事、蓋も閉まり

あっという間に蒸しあがり。

 

 

冷ました蓋を受け皿にして

蒸し皿ごと食卓に出したら

あら、不思議!

余りものばっかりの思いつき料理が

ちょっと「お料理上級者」っぽい一品に。

 

大葉と柚子胡椒をのせて、

醤油でいただきます。

 

 

豚ミンチの余分な脂は蒸し皿から下に流れ

ほくほくのピーマンとの相性も抜群。

旨味がたっぷり絡まったエノキとレタスも

箸が止まりません。

 

食レポのようになってきましたが

一番の驚きは「三とく鍋」の

手軽さと賢さ。

グリル皿同様に、食材を入れて火を入れるだけ。

意外にハードルが低く

あっという間にごちそうが出来上がる。

 

 

食材の旨みがこれでもかってくらいに

ぎゅうっと詰まったこの仕上がり。

そのレベルの高さの秘密は

素材の中までじっくり火が入る

遠赤外線のおかげなんだとか。

 

むむむ。

だからこその、耐熱陶器の三とく鍋。

次は焼きの陶板、煮るの鍋、

早速試したくなってきた。

ホントにお得か、どうなのか。

なんといっても

女子はお得が大好物なのだから。

 

 

 

 

【三とく鍋】

煮る、焼く、蒸すの3つの調理法ができるお鍋。

オーブンや、ガス火でも使用できます。

パーツ販売も受付中。

白・茶・黒 各3色